コージ

背広の衿などに見られる「衿きざみ」のこと。

ゴージライン

カラー(上襟)とラベル(下襟)の、縫い合わせた部分のこと。ゴージラインが高めにあるデザインのイタリアクラシコなどは、高度な技術が要求される。

コーディネート・スーツ

ジャケットとスラックスを別の素材で作ってコーディネートさせ、スーツに仕上げたもの。スーツとセパレーツの中間的な感覚をもっているが、この例でわかるように「スーツとは、上下共揃いの生地で仕立てたもの」という概念が近年変化してきている。

コート・レングス

一般には「コート丈」「着丈」のことを言う。 ネックライン(首の位置)から裾までの全長。長さによって、さまざまな呼び方がある。

コート・スーツ

コートとスラックスを共地で仕立てたスーツのこと。

コイン・ドット

シャツの柄で、硬貨位の大きさの水玉模様。

格子柄

シャツの柄で、チェック柄のこと。

高番手

数字の大きい糸番手を指す。数字が大きければ大きいほど糸が細くなり、高級な生地になる。細番手と同義。

腰ポケット

別名、サイトポケット(脇ポケット)。フラップ(ふた)は雨風をしのぐために考案された。

コットン

綿の英名で、もっともポピュラーな天然繊維。吸湿性や保温性があり、通気性に優れてサラッとした感触がある。

小紋

シャツの柄で、細かい単位模様を繰り返し染めたもの。

殺し襟

ジャケットなどの襟部分を首筋にフィットさせるための技法のこと。丹念にアイロンで押さえながら生地を形付けていく。

コンケーブド・ショルダー

背広の肩線(ショルダーライン)の1種。 全体に湾曲して、袖山で盛り上がったもの。ヨーロピアン調の背広に多く見られる。コンケーブとは「凹型の、中くぼの、くぼんだ」の意味。

コンチネンタル・モデル

欧州型の背広モデルの総称。

コンテンポラリー・モデル

IACDが1965年に発表した流行モデル。 コンテンポラリーとは「現代的」という意味があり、シングルブレステッド1ボタン、衿はLシェープドラペル、フィッシュマウスなどの変わり型。脇ポケットはウエルトポケット、肩線はテーラードショルダーで、ウエストを絞った短い上着丈が特徴的。主にアメリカ西海岸、特にハリウッドを中心とした芸能人に愛用され、素材もイリデッセントなど派手なものが好まれている。日本では単に「コンポラ」の名前で呼ばれることが多い。

コンバーチブルカフス

シャツの袖をボタンでもカフスボタンでも留めることが出来る両用スタイルのシングルカフス。片方にボタンが付き、両方にボタンホールがある。

コンパクトヤーン

特殊な紡績機からしか作ることのできない高級綿糸のこと。

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