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イージーオーダー
顧客の要望や体型に近いスーツを手軽に仕立てるために、既存の型紙を活用して作り上げるオーダー。(=セミオーダー、システムオーダー)
イージースーツ
アンコンストラクテッド・スーツのこと。 非常にカジュアルライクで軽い感覚をもつところから、こう呼ばれる。イージーケア・スーツということもあり、これは特に"取り扱いの軽い"といった意味を持つもの。 ビジネススーツ仕様のかっちりとした堅めな印象のスーツから、気楽に羽織れるアンコン仕立てへ生活様式のカジュアル化に伴って重衣料アイテムも少しずつ変化してきている。アンコン仕立ては肩パットがない、もしくは無い程度に薄いため、肩回りは非常にラク。芯地や付属の軽減も、軽い作りの特徴となっている。 ※この場合のイージースーツは、イージーオーダースーツとは異なります。
イートンジャケット
イギリスの有名な学校「イートンカレッジ」の制服として用いられる、丈の短いジャケットのこと。ごくオーソドックスなオッドジャケットのウエストから下を切り落とした感じである。また制帽として用いられたものは"イートンキャップ"と呼ばれる。 ※オッド・ジャケット ズボンと対になっていない上着。替え上着のこと。
いせ込み
平面の布を立体的に形成するための技法。
イタリアンカラー
シャツ用語で、別名ワンピースカラーともいう。衿と衿台が一枚仕立てになっており、V字のネックラインを形成している衿型。
イタリアンスタイル
袖本開きや本台場仕立てにするなどし、英国調スタイルをもとにウエストを絞って裾が腰にフィットするスタイル。肩幅は強調し、ややいかり肩のラインを持っている。一方ではフランスの既製服の下請けをしていたことから、レディース仕立ての発想も盛り込まれ、華やかで優雅さも漂う。手仕事の真髄を盛り込んだ服作りに注目が集まり、日米共に高い支持を集めている。
イタリアンクラシコスタイル
体にジャストフィットする寸法で、全体的にポイントを上に押し上げたスタイルのこと。
市松模様
シャツなどの柄。別名をブロック・チェックという。白黒、または濃淡の2色が等間隔に交互しているチェック。
糸密度
シャツ生地の、打込本数のこと。生地の1インチ(2.54センチ)四方の中にタテ糸とヨコ糸がどれだけ配置されているのかであらわされる。
インアンドアウター
水平にカットされ、短いサイドベンツを特徴としたスポーツシャツの1種。多くは短袖のシャツスタイルでニットまたは織物で作られる。スラックスの外に出しても、中に入れても着られるところから、この名称で呼ばれている。
インバーテッド・ベント
ジャケットの後ろ裾に切れ目を入れず、たたみヒダにしたベント(馬乗り)のこと。インバーテッド・プリーツinverted pleatsともいう。
インフォーマル・ウエア
インフォーマルとは「公式でない」の意味。 略礼服のこと。モーニングコート、イブニングコートなど、最も正式なフォーマルウエアに対して使い、ブラックスーツなどを指す。
インナーベルト
シャツがまくれあがらないように、スラックスのウエストバンド※の内側に付ける布帯。多少の伸縮性があり、表面感がざらついている。また、前記の機能のために、スラックスの中にしめるゴムベルトのことも指す。別名はインサイドベルト。 ※ズボンやスカートなどの腰帯のことで、とくにズボンの上部裏側につく腰布のこと。